通算100回目の筆跡試料作成

筆跡試料作成2019

筆跡鑑定の研究用試料の作成

筆跡鑑定の研究用試料の作成が,2016年8月25日の開始以来,今回で100回目を迎えました!

2019.6.1筆跡鑑定の研究用試料の作成

開始当時は平成から令和にかかる研究になるとは思っていませんでした。

筆跡鑑定の研究用試料作成の目的

この研究は,筆跡や印影が経年変化を起こす様子を探ることを目的としており,研究の成果として,執筆された文字や押印された印影から,その時期を推定することを目指しています。

筆跡鑑定の研究用試料作成の方法

筆跡鑑定の研究用試料の作成は10日単位に行います。タイプの異なる筆記具を用意して,普通紙と感熱紙にそれぞれ2枚ずつ,日付と筆記具のタイプ名を記入して,壁掛け保管と封筒保管を行います。壁掛けタイプは風化せせることが目的ですから,以前作成したものは適度に空気に触れさせます。封筒保管タイプは風化しないよう空気に触れたり光に当たらないように扱います。

毎月「1」のつく1日・11日・21日に作成しています。元旦も休みなく行います。

筆跡鑑定の研究用試料作成で得られたこと

この研究は,筆跡鑑定の研究用試料を十数年程度蓄積した後,研究機関において検査し,経年変化の度合いを数値化することを考えていますので,いまだ途中段階にありますが,約3年程度の蓄積量でも経年変化は如実に表れており,最近の鑑定に役立てています。

ブログに上げる理由

ブログを通じて活動内容を記録することを目的としています。ただし,それだけでは単調になってしまうので,コラムのような他愛のない記事を書かせていただいております。


令和元年6月1日,庭のバラがきれいに咲いた

庭のバラが咲きました。いただきものの小さな鉢植えだったのですが,昨年末にプランターに植え替えたところ,樹勢が出てきてたくさんの花を咲かせました。

この花の周りではプランターで家庭菜園をしていて,スナップエンドウやナス,ピーマン,トマト,パセリなどが所狭しと並んでいます。

そろそろ梅雨入りなので,この週末は庭の草木の手入れと消毒を行う予定です。


最後までお読みいただき,ありがとうございます。