筆跡鑑定は信用できるのか

筆跡鑑定が信用されない。その理由

筆跡鑑定を「信用できない」と蔑視する人がいます。

この理由は明確で,以前は依頼人の意向に沿うような鑑定結果にする筆跡鑑定人がおり,そうした時代を知る人が筆跡鑑定を否定したり,筆跡鑑定人を蔑視したりする傾向にあることは致し方ないことだと思います。
そのような部類の筆跡鑑定人は,弁護士のように「原告・被告の両方に鑑定人もつかなければいけない。」という,誤った認識をしていたと聞きます。

弁護士には,原告・被告の両方に代理人として就くことが職務になっており,国選弁護人という制度もあります。

しかし,筆跡鑑定人にはそのような制度はなく,弁護士と同じような義務感を持つことは誤りであり,また,そうした鑑定人によって作成された筆跡鑑定書は,筆跡の解説において本当は「縦長」の文字形態なのに,それを「横長」の文字形態と記述するなど事実を捻じ曲げたり,書き方のパターンが10回中,6回の書き方と4回の書き方に分かれたとき,4回分を「なかったこと」にして,6回分の書き方のみを取り上げて「相違している。」と記述したりするため,筆跡鑑定をよく知らない人にとっても,事実と異なる,読むに堪えない内容のものでした。

また,ネットが普及する前には,筆跡鑑定人を探す方法も電話帳をめくることくらいしかなく,探し当てた筆跡鑑定人の素性もよくわからないままなので,まさに暗中模索。それでも,高額な鑑定料金を支払って得た鑑定結果が自分の意向に沿うものなら何が書かれていても意義はないので,謎の職業が孕む問題が表面化することはありませんでした。

現在の筆跡鑑定は信用できるのか

鑑定方法の確立された現在では,鑑定人は公正中立な立場で鑑定を行い,客観的事実に基づいた鑑定結果を下すことが求められており,主観的な見方や事実と異なることを鑑定書に記述すると,他所の鑑定人をはじめとする第三者の検証により看破されてしまうようになりました。また,このことは同時に,過去の職務歴や権威等を排することにもつながりました。

これに加え,ネットが普及したこともあり,誰もが筆跡鑑定とはどういうものなのかを知ることができ,鑑定書に書かれていることを検証して意義があれば,別の鑑定人を探して真偽を確かめ,反論をすることも容易になりました。

このように,かつて若手と呼ばれた筆跡鑑定人が負の遺産とも呼べる因習と決別したことや,ネットの普及を通じて筆跡鑑定業界の風通しが良くなり,これまで光が当たらなかったブラックな事柄がなくなりつつありますので,現在の筆跡鑑定は信用に値すると私は考えています。

筆跡鑑定への田村鑑定調査の取り組み

私たちがご依頼いただいたお客様の中には,裁判で勝訴された方や,示談がうまくいった方,正当な権利を行使することができた方,身に覚えのない疑念を晴らすことができた方など,筆跡鑑定や印章鑑定に手ごたえを感じていただいている方がたくさんいらっしゃいます。

私たち田村鑑定調査は,お客様にとってご意向に沿わない結果であったとしても,「信用できる。」と思っていただけるように,日々の鑑定業務に邁進しております。

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