2017.10.21筆跡試料の作成

筆跡鑑定の試料作成録

通算40回目ごろの世間

いよいよ明日は,衆院選の投票日です。

併せて,最高裁判所裁判官の国民審査もあります。

ついでに,超大型台風が関東に接近する予報も出ています。

あわただしい週末ですが,今日も私は鑑定作業に埋もれています。

2017.10.21筆跡試料の作成

立場上の暴力

男子中学生が自殺した理由として,二人の教師から強い叱責を受けていたことが,強く影響しているのではないかとの報道があり,いたたまれない思いをしました。

子供が失敗するのは当然のこと。失敗したことの原因を追求して,次は失敗しないように指導するのが大人である教師の務めではないでしょうか。職員室の外まで聞こえるような大声で,反論してこない子供を前に怒鳴り散らして,果たしてその子供は,今回の失敗を次への肥やしにできるでしょうか。委縮はなにも生まず,成長もありません。

問題となっている教師は,他の教員から行き過ぎではないかと指摘されていたり,男子中学生の母親には,子供と教師を二人きりにさせないなどの約束もしていたりと,周りの大人からも問題視されていたようです。
しかしこの教師は,他者のアドバイスを聞かず,保護者との約束も守れないような人物でありながら,子供への叱責は続けました。「何様のつもり」なんでしょうか。

中学校という「狭い社会」は,高校受験を控えていることもあり,子供や保護者が教師に対し強くものを言うことができない空気があります。これは「目を付けられたくない」という心情によるもので,私にも「子供」と「保護者」両方の立場で経験があります。内申書なるものに一体何が書かれているか知りませんが,所詮は人が書くものですから,裁量権のあるものが強者という社会の暗黙のルールを,そこに想定してしまうのは自然のことといえます。
子供・教師・保護者,それぞれの立場で自然に形成された力関係。私はこれを,
力の制御ができない=暴力だと思う。

私は,こうした事件を見聞きすると,立場上の暴力が成り立つ現場にこそ,AIを導入すべきと思うことがあります。
飛躍した意見かも知れませんが「しがらみ」は決して良いものではなく,立場上の暴力を言い換えた便利な言葉であると思いますし,「利権」なども隠れているように思えてならないからです。


最後までお読みいただき,ありがとうございました。