2017.8.1筆跡試料の作成

2017-08-11筆跡鑑定の試料作成録

通算34回目頃の世間

北朝鮮がICBMの発射実験を行い,アメリカ本土まで到達することが現実味を帯びたそうです。

読売新聞には,アメリカへ届くICBMの範囲が掲載されていますが,中国やロシア等は,自国が標的にならないとでも考えているのでしょうか。「何をするかわからない」相手に対して「対話路線」を継続することが防衛になるのか。結局のところ「やったもの勝ち」で,それを放置してしまえば,勝った者=正しい者である,世界原始的な世界に戻るような気がします。怖いですね。


現在の横浜市は,大雨警報と雷注意報・洪水注意報の真っただ中にあります。このブログは日中に書いていますが,空が暗く,部屋の明かりをつけないといけないくらいです。

筆跡鑑定の検討項目の一つに「場所」というものがあります。

これは「その筆跡がどのような場所で書かれたものか」を推測し,更に執筆姿勢の推定につながりますので結構重要なのです。

手紙は「自宅」や「自室」が推測されまので「座位」が推定されます。

自筆証書遺言の場合,手紙文と同じく自宅での「座位」が多いと推察されますが,病室のベッドの上であれば「臥床(横に寝た姿勢)」も検討しなければなりません。

また,払戻請求書では「金融機関の窓口」や「金融機関のテーブル」なので「立位」が浮かびます。

更に,契約書類は一般的に室内のテーブルで書くことが想定されますので「座位」。

次いで,板書や壁の落書きでは「立位」が推察されます。

このように,筆跡が書かれた対象物がどのような性質を持つのかを推察し,依頼人からの正確な情報を加えて,鑑定を行う筆跡が執筆された「場所」と,執筆時の「姿勢」を推定して,個人内変動のブレ幅と併せ見ていくのですが,これらはすべて,日本筆跡鑑定協会の会員による研鑽会を経ており,電車やタクシーに乗車している「座位」の筆跡や,「臥床」で上向きに執筆した筆跡,壁に紙を押し当てて執筆した「立位」,更に暗がりの中で執筆した筆跡など,実体験による検証データに基づいています。

今回も意図せず「筆跡鑑定講座」になってしまいました。

ちなみにこのブログは,部屋の明かりをつけず暗い中でキーボード操作をしました。ブラインドタッチでも,部屋が暗いだけで違和感があります。研鑽会の「暗がり」での執筆時にも違和感を感じましたが,それとはまた違った感覚があり,気味の悪い閉塞感を憶えました。もうちょっとごめんですね。

ホラー小説などはこの環境で創作すると,不気味さを醸し出せるかも知れませんね。


最後までお読みいただき,ありがとうございました。